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2010年4月28日
第二回 NATURA ミラクル写真塾 お題「ハッピー」入賞発表
みなさん、みらくるにちわ!NATURAミラクル写真塾、塾長のノニータです。
お待たせしました。それでは、第二回目のお題「ハッピー」の入賞発表です。
○金賞○
<題名>それー!
<使用機種>NATURA BLACK
<使用フイルム>Venus 800
<作者>tobimaru
[塾長のお言葉]
ちっちゃな赤ちゃんが空中に浮いている瞬間を見事にとらえています。
ほんとうに赤児のフォルムが可愛い。
キューピー人形みたいに見えますねぇ。
偶然に親子に遭遇して反射的にシャッターを押している傑作です。
被写体に近寄る事無く、自然と一体化した家族の絆。そんな小さなミラクルハッピーに金賞を贈りたいと思います。
この位置から近寄ったら多分、この一瞬は写らなかったと思うのです。
客観的にこの状景を写真にしている事がハッピーというお題をささやかに力強く表現出来ていると感じました。
小さな人物だからこそ、フォルム(カタチ)がより強調されて写真のチカラになっていると思います。
写真の神様が降りて来た瞬間といっても過言ではないでしょう。ママの赤ちゃんへの愛の目線とパパの空に向かって広げられた両手と赤ちゃんの身体の愛おしさが素晴らしい!
ほんとに完璧ですねぇ。
金賞おめでとうございます。
[塾長へ質問]
好きなフイルムは何ですか?どんな所が好きなのかも教えて下さい。
[塾長からアドバイス]
プロとして写真をはじめてからはずっとポジを使ってきました。アステア100Fを常用していました。
人物写真が多いので、肌の質感が自然で滑らかに表現されるフイルムだったので。最近はPro400を使い始めているところです。
○銀賞○
<題名>おめでとハッピー
<使用機種>NATURA CLASSICA
<使用フイルム>NATURTA1600
<作者>カオル
[塾長のお言葉]
ハッピーなお題に対してのストレートな表現の作品ですね。幸せの旅路のはじまり「結婚式」新郎新婦の素晴らしい笑顔と祝福の決定的瞬間をNATURAでとらえています。
右手にNATURA左手に花吹雪を持って写しているカオルさんの姿を想像しましたよ。プリントの色がとっても綺麗。
この場にふさわしい甘いトーンの仕上がりに感服しました。フレーミングもあえてゆるいのが良い。
本来ならば右にいる黒い服の女の人の分量が気になる所ですが、その存在がこの写真のドキュメント性を強調していて効果的に表現されています。笑顔はもちろん、両サイドの祝福の手も効果的です。
花びらを投げた瞬間とこれから投げようとしている手。右端の係の人の外を向いている目線もこの場の状況のリアルなポイントとして効いています。うまく撮ろうと身構えていたら、この瞬間を逃してしまったことでしょう。
二度と訪れないこの瞬間を身体で反応して写した力作に銀賞を贈りたいとおもいます。おめでとうございます。
[塾長へ質問]
結婚式写真を撮る時のコツは有りますか?会場ではカメラを持ったライバルも多いし、どうしても普通の写真に成ってしまいます。
[塾長からアドバイス]
会場内ではスポット照明が多くて、尚かつ白い衣裳が多いの思うので、露出を少しアンダーにした方がいいかもと思います。花嫁のメイクの加減もあると思いますが、出来たらノンフラッシュがいいでしょう。
NATURA CLASSICAで撮るなら、小倉さんが伝授されたスローマンを呼び出して、手ぶれに注意して撮影しましょう。本格的に撮るのであれば、小さな脚立を持参するのも手です。
でも、一番大事な事は、愛ある祝福の目線でしょう(照れ)
○銅賞○
<題名>にんまり
<使用機種>NATURA CLASSICA
<使用フイルム>NATURTA1600
<作者>キクズミ
[塾長のお言葉]
水族館での一コマですね。オオアザラシさんかなぁ。顔が満面の笑みで見ていてとってもハッピーな気持に成りました。そして、お子さんが両手でアザラシさんと一体化している所もとても癒されます。
斜めからのカメラ位置にしたことで、水槽の反射を避けている所もグッド!よく見てみると帽子を冠った坊やの姿が写り込んでいるのもミラクルハッピーですねぇ。
そして、このアザラシさんは写真慣れしているというか、魅力的なファニーフェイスで最高です!素晴らしい!プリントもアクアな色合いが出ていて、清々しいです。綺麗!
今度水族館に行くときはこの写真を持参して、アザラシさんに見せてあげてください。
どんな、反応をするのかをまたNATURAで撮影したのも見てみたいです。そんな優しい柔らかな時間を共有しているハッピー写真に、銅賞を贈りたいとおもいます。おめでとうございます。
[塾長へ質問]
写真を撮るにあたって、うまくなるコツとかありますか?自分はがむしゃらに写真を撮っているのですが、やっぱり勉強とかして知識を増やした方が良いですか?
[塾長からアドバイス]
うまい、うまくないに関係なく、写真を楽しんで撮る事が一番大事な様な気がします。もうひとつのヒントは「撮る」ということと「写す」ということの意味を考える事です。
「撮る」はハンティングで狩猟的というか。「写す」は受け入れる気持というか、自分自身が鏡になってゆくというか。
がむしゃらは大いにけっこう。
撮り続けていくうちに、技術が後から付いて来るような。もちろん、勉強も知識も大事です。
でも、頭でっかちよりも、写真の心でっかちになりたいもんですねぇ。
○入選○
<題名>HAPPY FACE?
<使用機種>NATURA CLASSICA
<使用フイルム>フジフイルム400
<作者>パンケーキ
[塾長のお言葉]
日常の中でハッピーを見つけましたね。ただの箱に精霊が宿っているような。箱が顔に見えて、その面白みを写真にしましたね。なんか、ザワザワと箱たちの声が聴こえてきそうな写真ですねぇ。
とってもハッピーな目線でほのぼのとしますよ。子供達に見せたら大喜びでおとぎの国の世界に入り込んでしまうくらいのハッピーワンダーランドな作品に仕上がっていますね。この箱達は、よく見ると外国からの輸入ものですね。左上の酒ケースがポイントになって、リアルさを強調していますよね。
ランダムに積み上げられている状態もなにやらイメージが膨らんできます。口もハートに見えたりして。
前回は樹に引っかかったハートの風船での応募でしたよね。なにやら、パンケーキさんの写真のキーワードはハートかもしれませんねぇ。モノを擬人化して写す面白みが写真から溢れていますよ。とても、楽しい印象でした。
[塾長へ質問]
写真の色みをグリーンぽくしたいのですが、撮影する時に何かコツはありますか?
[塾長からアドバイス]
なかなか街中ではグリーンは難しいです。アスファルトの反射が写り込んでしまうので、色温度が青みにころびやすいです。緑の多い場所や蛍光灯で撮影したらグリーンにころぶ傾向がありますが。
あと、カメラレンズ前にゼラチンフィルターのG系の薄いものをかざして撮影するのも手です。
生地屋さんで緑色の大きな布地を購入して、撮影する時に地面に引いてみるのもいいかもしれません。
最終的にはプリントの旨い写真屋さんで、プリントする時に相談してみたらいかがでしょう。
○入選○
<題名>ハッピーハッピーバースデイ!
<使用機種>NATURA CLASSICA
<使用フイルム>不明
<作者>ミッキキ
[塾長のお言葉]
お誕生会の写真ですねぇ。バースデイケーキのろうそくの光がすべての光源のような印象を受ける作品です。祝福されている女の子が嬉しくて感動している気持が素直に伝わってきます。NATURAはこんな素敵なひと時にピッタシくるカメラですねぇ。お題の「ハッピー」にとても忠実な作品で好感がもてます。ハレーションも右の女の子の顔の露出飛びも気にならないくらいに、ハッピーです。
ただ、奥の女の子の顔がケーキで少し隠れてしまったのが残念ですが、構図を考えて撮ってたらタイミングを逃しますよね。構図をとるか、気分をとるか。この写真はハッピーバースデイ!の喜びがあたたかく伝わってくるハッピー気分な素敵写真ですねぇ。
お誕生日おめでとう!
[塾長へ質問]
NATURAは広角を生かした写真を撮りがちになってしまいますが、寄って撮ろうとしてもピンボケしたりしてどうしてもいつもうまく撮れず失敗してしまいがちです。何か良いアドバイスをお願いします。
[塾長からアドバイス]
用意するもの、NATURA CLASSICA、紐、テープ。
ナチュラは被写体から40センチ以内で撮影するとピントが合いません。
そこで、40センチの感覚を身につける為に紐を40センチに切って、撮るもの(ぬいぐるみ、瓶、小物、等)とカメラにテープで紐を固定して撮ってみてください。ピンと張った状態がカメラと被写体の40センチの距離です。
その状態のファインダーを覗いてみて距離感を覚えていきましょう。被写体は大きいものから小さいものまでなんでも試してみて40センチの距離感を身体に覚え込ませるのです。そうしていくうちに紐をはずしてみて覚えた距離感で撮影をしてみたらいかがですか?前よりはうまくいくかとおもいますよ。
○佳作○
<題名>RGB
<使用機種>NATURA BLACK
<使用フイルム>solaris 400
<作者>mag6
[塾長のお言葉]
う~っ、構図もプリントの色合いもセンスも抜群なんだけど、今回は佳作になっちゃいました。
お題が「ファンタジー」だったら入賞確実だったんだけど。しゃぼんの世界がハッピーというよりもファンタジーを感じてしまったので。R赤とGグリーンとBブルーのバランスはとてもイケテますよ。
女性の二の腕も違和感無くって、作品と同化してる感じで。丸いイメージがすんなりと気持に入って来る秀逸な写真作品です。mag6さんはなにやら独自の世界観をお持ちのようです。それはとても安定していて、写真を安心して見られます。その世界観はとても写真にとって大切な事だとおもいます。これからも、ミラクル写真塾をよろしくです。ありがとう!
追伸、今回の作品にも遠くにカップルらしき人影が写ってますねぇ。隠しメッセージなのかなぁ。とっても良い。アベックの愛が写っていて。
[塾長へ質問]
構図で人の体をズバッと切ってしまう事はあまり良くないことなのでしょうか?
[塾長からアドバイス]
ズバッとはアリだとおもいます。思いきって切ってしまう事で、フォルムがより強調される結果を生み出します。今回のmag6さんの作品も大胆に被写体を切ったことによって、二の腕から肩とボディが絶妙にバランスよく構図の中で効果を出していますよ。画面の分量のバランスがとてもいいです。前回の「ミラクル」といい、今回の作品もバランスいいです。三角形の構図が入っていて最高!
<説明>
(青い容器、赤いしゃぼんの輪、右下のしゃぼん)三つの点を結んでみて下さい、三角形が隠されています。安定してみえるのは三角構図が隠されている為です。縦位置の写真にも三角構図が入っているものは安定感がある構図ということができます。
○佳作○
<題名>これぞ HAPPY!
<使用機種>NATURA CLASSICA
<使用フイルム>NATURTA1600
<作者>++uco++
[塾長のお言葉]
この写真みてたら、お腹がすいてきたよ。油の乗ってそうなお魚にすだち、お味噌汁とふわふわ御飯。う~ん!食べたい。そう思わせる豊かな写真ですねぇ。鮭なのかなぁ?よく見ると真ん中にホグした後なのか?ちょっとつまみ喰いしたの?と、想像させる写真です。ucoさんはどういうシチューエーションでこのごはんと向き合ったのかなぁ?日本人として一番心が安心する定番のメニューに「はっぴー」(和食なのであえて平仮名)を感じたのですね。とっても主観的なお写真です。ひとりで御飯したのかなぁ?
もしも、何人かで食べていたのだったら、口元でもいいから、御一緒してる人の笑顔も欲しかったです。
そしたら、もっと「ハッピー」が伝わる写真になったかもです。でも、その場の光で撮影してるので、暖かい色合いのシズル感がでた、おいしい写真に仕上がっている所はおみごとです。へんに配置して構成したらメニューの写真みたいになっちゃうから、そのままで撮ったのが正解ですね。ラフなゆるさが成功しています。
ucoさんの好物だというのが一発で表現されていて気持の良い写真ですよ。
ごちそうさまでした。ありがとう!
[塾長へ質問]
このプリントをあらためて見ると、室内ノンフラッシュのせいもあり、鮭のピントが若干甘い(ぶれてる?)気がします。ちょっとズーム気味に撮影した記憶はあるのですが、こういうシチューエーションの時、全体的にピントを合わすにはどうすればいいですか?(もしかしたら、単なる手ブレかも、ですが、、、)
[塾長からアドバイス]
基本的にはズームを使うと、被写界深度(ピントの合う深さ)が浅い傾向になります。手前にピントがきて、奥がボケる。できるだけ広角で撮れば全体にピントはきますが、フレームが広くなってまとまりにくいですね。
NATURAだとどっちの世界を選択するか?どういう意図(お題)で写真を撮るのか?は撮り手の意思にかかっていますよね。この写真なら、深度が浅い方が作品的には良いように思うのですが。いかがですか?それとズームにするとノンフラッシュの場合は比較的ぶれやすくなるので、注意が必要です。三脚や一脚を使えばいいのですが無い場合は「息を止めて、腋を締めて体を固めて撮る」か「椅子の背や壁にNATURAを固定して撮る」という方法もありますよ。ミニ三脚が比較的安価で売ってるので、それを使うのも良いかも知れませんね。
<塾長総評>
第二回目のお題「ハッピー」はいかがでしたでしょうか?
塾長はみなさんの心からのハッピー写真に心癒されました。そして沢山のハッピー写真のご応募に感謝しています。
それからノニータミラクル写真塾の「お題で写真を撮る事について」ちょっとお話を。
普段写真を撮る時にはみなさんはどんな風に考えて撮っているんでしょうか?
なにげなく?なんとなく?好きなものにカメラを向けている?
ノニータミラクル写真塾ではあえてお題をだしています。
お題で写真を撮ると、いつもとは違う意識が生じると思います。
なにげなく、なんとなく、ではなくて、お題「テーマ」に即した写真を意識して撮るようになると思うんです。
その、意識するという事がとっても大事なんだとおもいます。明らかに、今まで撮っていた写真とは違う作品が出来上がる事でしょう。
出来上がった写真に題名を付けるのではなくて、その反対で題名が先にあって、そのテーマを踏まえた上で写真を撮ると、写真の持つメッセージがより強く表出される事でしょう。
そして、毎回わたくしノニータ塾長もお題に対しての作品を発表させて戴きます。
この塾の全体的な師匠は誰か?秘密を暴露します。
この塾の真の師匠は「写真の神様」なのです。
写真には答えなんかはなくて、写真の神様のみぞ知るという事かもしれませんね。
この塾が皆さんにとっての「楽しい写真修行」になれば幸いです。
辛い修行ではなくて、あくまでも、楽しんで、遊んで、ゆるい写真修行に成る事を祈っています。
追伸:
今回落選されたみなさんも、ご応募ありがとうございました。
写真塾なので本来は順位等付けるのは間違っている事かも知れませんが、楽しい写真修行としての目安としての順位ですので、どうか御理解の程をお願い致します。
そして、お題に対して寄り添った写真作品であれば嬉しい限りです。
どうぞ、今後ともノニータの「NATURAミラクル写真塾」をよろしくお願い致します。
みなさん!アリガトミラクル!!!
NATURAミラクル写真塾塾長 ノニータより。
<題名>ハッピーNATURAでハッピーチェキラ~
<使用機種>NATURA BLACK
<使用フイルム>NATURTA1600
<作者>ノニータ
奄美群島、喜界島に行った時の地元少年サッカーチームの子供達です。
チェキを渡して子供達みんなと写真合戦をした時の一枚です。
「ノニータおじさん!ほらっ、みてよっ!こんなの撮ったんだぁよぅ~」
近寄って来た子供達とハートのピントが会った瞬間になにも考えないで、シャッターを押しました。お互いにハッピーだった一瞬に違い有りません。
写真の神様!今回のハッピー写真はどうでしょうか???
2010年4月28日 10:29 | トラックバック (0)
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